風俗デビューあるある詐欺体験談。「違う」と思ったら我慢せずに相談を!-witten by 現役風俗嬢ライターさやか

無知がもたらす…風俗デビューあるある詐欺

私の風俗デビューは、18歳の時です。
高校を卒業して、専門学校に通いながら、バイトは風俗と決めていました。
あくまで学業が本分だったので、短時間で高収入の風俗は私にはうってつけだったのです。
しかし世間知らずで田舎育ちの私は、風俗業界の表と裏の「違い」をこれから経験することになりました…

 

風俗でバイトすると決めた当時、

「触られない、触らない、見ているだけで60分1万円のお給料!!」

と書かれた広告を疑うことなく、信じきっていました。

きっとそういう趣味の人もいるんだろうと甘い考えで面接に向かったのです。

 

最初に直面した「違う」こと

待ち合わせ場所で店舗の方に連れられて、繁華街から少し歩いた、ホテル街の雑居ビルの中で面接をしました。

そしてすぐに告げられたのは、

「今は不景気だから、オナクラは稼げないよ。60分で3000円。
でもホテヘルなら、60分7000円だよ。
彼氏とえ〇ちの経験あるよね?じゃあ大丈夫だよ!」

お給料の額は全然違うし、「ホテへルですら1万円じゃないの?!」と心の中で思っても、口に出すことはとてもできませんでした。

初めての風俗の面接で、断って帰る勇気もなく、渋々「じゃあホテヘルにします」と返事をし、その日からさっそく入店したのです。

あとで風俗が初めての女の子には講習がある、講習を受けさせてもらえるのだと知りましたが、面接と撮影だけして、すぐにお客様がつきました。

お客様は、仕事帰りのサラリーマンの方が多く、そのときはサービスもちゃんとできているか不安でした。乱暴な触り方をされて、つらかったときもありました。

 

現実を教えてくれたのはお店じゃなく、お客様だった

入店して2日目、私にとって恩人となるお客様に出会いました。

入店したばかりで、不慣れな私に、

「このお店は辞めた方がいいよ。お給料が安いのに、本番をさせてって言うお客さんが多い。
断ると無理にでもしようとするお客さんがいるし、君にはきついお店だよ。」

とおっしゃって、入ってすぐに辞めると言ったら怒られないか心配だった私に、ちゃんと辞め方も教えて下さいました。
「風俗って我慢ばかりしなきゃいけないんだ、つらいなぁ」って思っていた私は、そのお客様に救って頂けたことに今でも感謝しています。

私は運がよかったから、自分が置かれている状況を早く知ることができ、その後は自分が納得できる店舗で働いて、痛いときはお客様の気分を悪くしないように伝える術を身につけました。

 

悪習慣がなくならない風俗業界

今でも、私が風俗デビューした店舗は、オナクラの広告でやってきた女の子を、ホテヘルやデリヘルに入店するよう誘導しています。そして、同じような勧誘をしているお店は全国にたくさんあります。

私と同じように風俗業界で右も左もわからないような女の子が、自分の気持ちを押し殺しながら、働いていないだろうかといつも心配です。

 

「何かおかしい」「何か嫌だ」と思ったら相談する習慣をつけて

自分にできるサービスの範囲で、風俗で働くことはとても重要です。無理をして働いて、心を痛めている女の子を私はたくさん見てきました。

風俗の仕事は大変ですが、目標を達成しようとして、体や心が壊れるようでは、本末転倒です。どんな仕事も体が資本!無理な我慢をせずに、自分に合った業種のお仕事を探すことが大事だと思います。

 

最初は無知で何もわからないまま、周りの人に言われるがままに働かされてきたかもしれません。でも、「何か違う」と思ったら、我慢せずにアクションを起こして下さい。無知な自分の自己判断で動かず、その道の知識を持った人にしっかり相談しましょう。

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